ヘアカラーを長持ちさせたい方へ2
京都市役所から西に5分、京都で一番トリートメントが上手い店でおなじみの
novem by cirrusの店長仁城了祐です。
さて。
本日はヘアカラーとトリートメントの関係について少々。
ヘアカラーを行う時に施術を行うトリートメントは大きく「前処理、中間処理、後処理」の三つに分けることが出来ます。
前処理はカラー剤を塗布する前に使用してカラー剤の留まる場所や通り道をつくったり、
ストレスが激しく、カラー剤の影響を大きく受けやすい状態の部分(主に毛先)に使用して
カラー剤を減力することが目的です。
続いて中間処理剤はカラー剤に混ぜるタイプのものが多く、
カラー剤の力でキューティクルが開くのでその力を利用して
髪の毛の奥深くまでトリートメント成分を運ぶことが出来ます。
中間処理剤はCMCと呼ばれる脂質系のトリートメントやオイル系のトリートメント剤を使用する事が多く、
柔らかさやツヤ感など、より良い質感へコントロールを行うことが出来ます。
そして最後に後処理とされる薬剤はカラーによってキューティクルが開いたり、
髪の毛のph値がアルカリ性に傾いてしまうのでそれを弱酸性に戻してあげる「バッファー剤」、いわゆるphコントロール剤や、
染料の発色を手助け&余分な染料を落としてくれる染料除去と過酸化水素を髪に残さないように除去してくれる「ヘマチン」などに代表されます。
先日のブログでお伝えしましたが、カラーを行う場合はこの三種類を使用し、髪の毛をカラーによって痛ませないことと、
カラー剤をとどめること、そして「明日からのダメージを極力減らすこと」が大きな目的になります。
そしてそこからより良い状態にする為にシステムトリートメントが必要になります。
普段何気なく美容師さんが行ってくれているカラーの前後、一度注意して見てみると
結構複雑なことを行っているんです。
より良いカラーを施すためのトリートメント、是非ご体験ください。
誰よりもフィットしたヘアデザインを。
novem by cirrus 075-257-2223
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店長 仁城了祐
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