何でくせ毛は曲がるんだろう。

京都市役所から西に5分、京都で一番トリートメントが上手い店でおなじみの

novem by cirrusの店長仁城了祐です。

さて。

最近は少しずつ温かくなり、乾燥しまくっていた時期も終わりに差し掛かろうとしております。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

乾燥の時期が終わるという事は、湿度が少しづつ上昇し始め、お肌にとって負担の減る時期でもあります。

が。

湿度が増えるとやはり気になる、髪の癖。

その強さやお悩み具合は置いておいて、日本人の実に七割以上がくせ毛と言われており、

そのさまざまなくせに対するストレートパーマのメニューは現在、とてつもなく多様化しております。

そもそも、なぜくせ毛はあるのでしょう?

個人的には神様のうっかりだと思っています。

そんな髪のうっかりによってくせ毛になり、

くせ毛のコンプレックスから美容師になった私がくせ毛のメカニズムについて詳しく解説いたします。

そもそも髪の毛に限らず、人間はアミノ酸で構成されており、そのアミノ酸が様々な手のつなぎ方をしてタンパク質になり、内臓になったり皮膚になったり髪の毛になったりしています。

また、くせ毛を語るうえで無視できない構成物質があります。

それがコルテックスと呼ばれるもので、髪の毛の85%以上を占めているものなのですが、

このコルテックスにはパラコルテックスとオルトコルテックスという二種類が存在し、

パラコルッテクスは撥水性が高く、堅い性質をしており、オルトコルテックスは親水性が高く、柔らかい性質をしております。

この二つはすべての髪に存在しているのですが、くせ毛の場合は偏りがあります。

(下図参照)

つまり、髪の毛のこっち側は水を吸いやすくて柔らかい、あっち側は水をはじいて固い

となっているのです。

そして湿気の多いところに行くとオルトコルテックスが水を吸って柔らかくなり、水を吸わないパラコルテックスに引っ張られて髪が曲がるというメカニズムなんですね。

そのことを踏まえて次回はくせ毛の種類についてお話ししたいと思います。

誰よりもフィットしたヘアデザインを。

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店長 仁城了祐

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