ダブルカラーの事が好きになれそうです part2
京都市役所から西に5分、京都で一番トリートメントが上手い店でおなじみの
novem by cirrusの店長仁城了祐です。
さて。
先日に引き続きダブルカラーの事を少々。
今回は少し薬剤のメカニズムにも触れますので、
とても面白みに欠ける内容となっております。ごめんなさい。
ブリーチを使用したときにダメージする理由はいくつかあるのですが、
その一つに過酸化水素水の濃度と使用量があります。
日本は薬事法で美容技術を行う時の過酸化水素濃度は6%以下という事が取り決められており、これは例外なくすべてのカラー剤、パーマ剤に適用されています。
過酸化水素の役割はカラー剤の発色(酸化重合という)と脱色です。
ブリーチの場合は脱色専門なので発色の必要はないのですが、通常のカラー剤より脱色しまくるので、過酸化水素がたくさん必要になり、
一般的にブリーチ剤1に対して大体3~4倍の量の6%濃度の過酸化水素水を使用します。
しかしアディクシーのブリーチ剤は基本を3%で脱線できるように作られており、
過酸化水素水の量が少ないことがうかがえます。
流石にノンダメージとはいきませんが、一回のヘアカラーくらいのダメージのイメージですね。
でも、ブリーチのパワーは健在です。
つまり、以上の理由で低ダメージのブリーチが可能なわけなのです。
こちらのお客様は以前に黒染めをして、まだ毛先に黒染めの濃い染料が残っている状態です。
アディクシーティントコントローラー(脱染剤)を使用し、その上から通常通りアッシュでカラーを施したのですが、このツヤ感と綺麗な発色。
とても良いです。
ダブルカラーをしたとは思えないツヤ感と髪にもしっかり余力が残っていて
自然な張りを感じ、パサつきも抑えられており、いう事なしです。
夏には本気のブリーチも出ますし、ますますカラーデザインの幅が広がりそう。
ダブルカラーの事が好きになれましたよ。。
誰よりもフィットしたヘアデザインを。
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